ゆっくり眠ったはずなのに、寝起きが悪いことはありませんか?そんなとき、簡単なストレッチを行えば、朝の目覚めがスッキリします。今回は、目覚めをスッキリさせるストレッチの方法や効果をご紹介します。 寝起きのストレッチの効果 朝、目が覚めたときにストレッチを行うと、様々なメリットがあります。 ここでは、代表的な3つの効果をご紹介します。 寝ているときの姿勢は、身体を圧迫しやすく、寝ている間に血液やリンパの流れが滞ります。 目が覚めてからストレッチを行うと、血液やリンパの流れが促されます。これにより、筋肉が温まってほぐれ、身体が動かしやすくなります。 2. 生活リズムが整う 人間の身体には体内時計があり、生活のリズムを管理しています。 起床後にストレッチをして身体に目覚めを伝えることで、体内時計が整って生活リズムが安定します。 3.
【スタートポジション】 両脚を大きく開いて座りましょう。しっかりお腹を引き上げて背筋を伸ばし、骨盤を床に立たせるように坐骨を床に沈めるように。 息を吐きながらグーッとお腹をひねり、右手を左足首にゆっくりと近づけます。このとき、指先はなるべく遠くを通るようにして、背中が丸まらないようにしましょう。 右手が左足のつま先まで来たら、5秒キープしましょう。この時、骨盤が後ろに倒れて、背中が丸まらないように注意。左右15回を目安に。 下半身に効果的! 太ももの内側を引き締めるエクササイズ 下半身が気になるな……とお悩みの方にはこのシザーズエクササイズがおススメ。天井に伸ばした脚をキープすることで下腹を使いますし、両脚を閉じる時には内ももの筋肉をしっかり刺激できます。スッキリとした形のいい脚を作るために効果的な運動です。 仰向けになり、両手を肩の高さで伸ばし、両脚はクロスして天井の方に伸ばしましょう。この時、腰と床の間にすき間がなるべくできないように、背骨を床に押し付けるように仰向けになりましょう。 息を吐きながらゆっくりと両脚を広げていきます。 両脚をできるだけ大きく開き、お尻と内ももへの刺激を意識しましょう。息を吸いながら、腹筋を意識して内ももから脚を閉じ、クロスに戻します。15回を目安に。 今度はカラダの裏側(背面)にも意識を向けてみましょう。背中は筋肉が大きいので、少しのエクササイズでも代謝がアップしやすい箇所。反動を使わず、ゆっくりと行うこのボディアーチは、背中とお尻にしっかり効いてきます。 コアを刺激して基礎代謝を向上! 【スタートポジション1】 両手を前に伸ばして、うつ伏せになりましょう。 息を吸いながらゆっくりと両手を床から離し、両脚もゆっくり引き上げ、5秒キープ。ゆっくりと息を吐きながらうつ伏せに戻りましょう。この時、腰からいきなり反るのではなく、両手、両脚はしっかり伸ばしたまま、天井に引き上げられるようなイメージで。5回を目安にしましょう。 【スタートポジション2】 両手を肩の高さで伸ばし、うつ伏せになりましょう。 息を吸いながらゆっくりと両手を床から離し、両脚もゆっくり引き上げ、5秒キープ。ゆっくり息を吐きながらうつ伏せに戻りましょう。この時、なるべく胸を持ち上げるようにして腰への負担を減らしましょう。5回を目安に。 クッション挟んで、太ももの裏側をすっきりに ハムストリング(太ももの裏側)たるんでませんか?
程よい力加減で行う 起床時は脳は起きていても、身体がまだ眠っているため、筋肉が固い状態になっています。 力任せにストレッチすると、身体を痛めてしまうことがあるので、身体を目覚めさせるイメージでゆっくりとストレッチしましょう。程よい力加減で、伸びている部位を意識しながら行うと効果的です。 ストレッチでは、呼吸を止めないことがポイントです。これは朝のストレッチだけでなく、すべてのストレッチに共通しています。 呼吸のリズムに合わせ、吸うときは力を抜いて、吐くときは軽く力を入れて伸ばすようにします。 ストレッチする時間がないときは、深呼吸だけでも意識して行うと、自律神経が整って目覚めが良くなります。 ストレッチは継続することで、柔軟性が高まったり、目覚めが良くなったりするなど、より高い効果を発揮します。 朝のストレッチも一週間以上継続すると、身体が慣れてきて効果を実感できるようになります。 そのためには、すべてのストレッチを無理して行うのではなく、1種類でもいいので、毎日行うようにしましょう。 朝、ベッドの上で行えるストレッチの方法とポイントをご紹介しました。 朝の目覚めで一日が決まると言っていいほど、起床時の体調や気分は身体と心にとって大切なものです。 寝起きのストレッチを行い、素晴らしい一日のスタートをきっていただければと思います。 関連する記事 関連するキーワード 著者