著者について 監修者 星野恭子 (ほしの・きょうこ) 医療法人社団昌仁醫修会 瀬川記念小児神経学クリニック理事長。 東邦大学医学部卒業。2000年旧瀬川小児神経学クリニック研修中に「子どもの早起きをすすめる会」を結成。2005年早稲田大学にて時計遺伝子を研究。全国での講演や地方自治体のパンフレット作成啓発活動に協力2013年に文部科学大臣表彰。2017年より現職。2018年第28回日本外来小児科学会において乳児の睡眠と発達についての演題で優秀演題賞受賞。日本小児神経学会評議員日本睡眠学会評議員。 著者 森田麻里子 (もりた・まりこ) 昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤医師小児睡眠コンサルタント。 東京大学医学部卒業。亀田総合病院にて初期研修後仙台厚生病院南相馬市立総合病院にて勤務。2017年に第一子を出産し現在は小児睡眠コンサルタントとして夜泣きに悩む家族にアドバイスを行っている。 自身の息子が生後2ヵ月半になったころから毎日6時間寝ぐずりを続ける日々が続いたため睡眠に関する医学研究を徹底的に調査。1本のメソッドにまとめて実践したところ息子が3日間で即寝体質に。このとき考案したメソッドをもとに小児睡眠コンサルタントとして活動を開始し現在に至る。 ハフポスト日経DUALなどメディア執筆多数。AERA dot. でエビデンスに基づく育児や子どもの医療情報について連載中。
『タミータイム』って聞いたことありますか?
乳幼児突然死 症候群 ( SID S)とは、 赤ちゃん が眠っている間に突然死亡してしまう症状です。 生後2-6ヶ月に多い症状で、寒い時期に発症しやすいとされています。 ● SID Sの原因と対策は?
と油断しないでください。 あなたの子どもはあなたの子どもですからね。
【医師監修】ずっとお布団に寝ている新生児ですが、仰向け寝ばかりでは頭の形が歪みそうでうつ伏せ寝にしてあげたくなりますよね。しかし、うつ伏せ寝にしても良いのでしょうか?いつからうつ伏せ寝にしても大丈夫なのでしょうか。新生児期のうつ伏せ寝に潜む危険性も紹介します。 専門家監修 | 小児科医 新井昇子 3歳男児と7歳女児の子育て中の小児科医です。現在は、魔法の子育てセミナー、個人セッションも行なっております。子育ての経験と心理学・医学的知識、... うつ伏せ寝とは? まず「うつ伏せ寝」とはどのような状態をいうのでしょうか?「仰向け寝」は顔が天井を向いて寝ている状態を指します。「うつ伏せ寝」とは、この「仰向け寝」と反対に、顔が布団の方を向いた状態になって寝ている状態のことです。 新生児や赤ちゃんにとって、うつ伏せ寝のときに気をつけなければいけないのはどういう点なのでしょうか。ここでは、赤ちゃんにうつ伏せ寝はありなのかや、うつ伏せ寝の注意点についてご紹介していきます。 新生児の1日の過ごし方は? 生後28日未満の赤ちゃんを新生児といいます。新生児期は1日のほとんどを寝て過ごすことが多いですよね。そのなかで「2~3時間おきにお腹が空く」「おしっこやうんちが出る」「おっぱいやミルクを飲む」「オムツを替えて満足するとまた眠る」という生活を送っています。 赤ちゃんの生活に昼夜は関係ありません。お腹が空いていなくても、抱っこしてほしくて起きる場合もあります。そのときは抱っこして安心させてあげましょう。 新生児の寝るときの体勢は?
赤ちゃんに起こる "筋緊張低下" という症状をご存知でしょうか。 "筋緊張低下" 何らかの異常により全身の筋肉が柔らかくなった状態のこと さまざまな病気が原因で起こることがあるが、早期診断が重要な場合がある 赤ちゃんは元々体が柔らかいため、特に初めての育児の場合などにはほかの赤ちゃんと比較ができず、なかなか筋緊張低下に気が付かないこともあります。 しかし、実は筋緊張低下のかげには、中枢神経の障害によって起こる脳性麻痺や末梢神経の障害によって起こる 脊髄性 せきずいせい 筋萎縮症 きんいしゅくしょう (SMA)という神経の病気、そのほか、筋肉の病気などが隠れている場合があるのです。 01 赤ちゃんの"筋緊張低下"とは?